《MUMEI》

考えてみたら

あり得なくはなかった訳だ。

珠季は昼頃に起きたとはいえ‥

ぶっ通しで宿題を終わらせたんだから。

半日もかからずに。

疲れていない筈は無い。

それに──

寝不足だったんだろう。

ここ最近

色々と出歩いていたし‥。

ぃゃ

勿論昼間の話だけどね。

さて‥

このままここにいるべきか──

珠季を家に届けるべきか。

‥どうする‥?

自問自答だな‥。

どっちにしても‥

珠季後々起きる事を想定すると

得策とは言えないな‥。

なら

どうする‥‥‥?

僕は──

どうするべきなんだ‥?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫