《MUMEI》 勢いで撮ってしまったけど‥ 珠季に知れたら怒るだろうな‥。 そう思って でも画像を消す事は出来なかった。 取っておきたかったんだ。 どうしても。 こんな珠季の表情は‥ またいつ見れるとも限らないし‥。 だから 珠季には悪いけど保存した。 見つからなければ大丈夫── そう自分で勝手に納得して。 「──‥ぁ〜首痛ッ‥」 「‥!?」 起きたっ‥。 このタイミングで目を覚ましたぞ‥。 果たして‥ まずいのか‥ 幸いなのか‥。 まだ分からない。 けれど‥‥‥ 珠季が 何も気付いていないのは確かだ。 前へ |次へ |
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