《MUMEI》

「ぉ──結構人来てんだな──」

「夏休みだからね、自ずと人は集まって来るみたいだし‥‥‥、?」

珠季が

何やらキョロキョロしているんだけど‥。

「何か捜しているのか‥?」

「ぃゃ──何かみんな燥いでんなぁって──」

「君も燥いでいいよ」

「何でアタシだけ燥がなきゃなんねーんだよ」

「僕はそういう性格じゃないからね──」

「ハイハイ、そーデスか‥」

「ところで──」

「ん」

「海でする事って何があるんだ‥?」

「はッ?」

「だから──海でする事──」

「オマエ何の計画もなしに来たのかよ‥? つーか海で何するとか‥」

「よく知らないんだ、何しろ今まで‥夏休みは家にいる事が多かったし‥」

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