《MUMEI》

M菜「弱い男の人を演じて、私の気を引こうなんて、アナタらしくないわ…。」



メロンパンナは、スッと手を引っ込めて、クラブのママの顔に戻る。



A常務「やれやれ………


お見通しだったか…。」



アンパンマンはバツが悪そうに苦笑いを浮かべた…。



M菜「うふっ……何年の付き合いだと思ってるのかしら…?


夜の女は、同情なんかじゃ墜ちないわよ…(笑)」



…と、酔った男を軽くあしらうものの……



それは夜の女らしくない、少女のように茶目っ気を含んだ笑顔だった。



その笑顔は、アンパンマンのモーションに、少なからず心惑わされたことによる、照れ隠しにも見えた。

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