《MUMEI》 ‥危なかったぁぁ‥。 敬語には気をつけないとだなぁ俺‥。 「さぁて──」 ここなら誰も来ないよな──。 「っと──」 構えはこれでいいから── このまま拳を前に──‥ 出して引く‥。 シュッ、 シュッ、 と空気が鳴る。 「──エアボクシングにしては‥何だか奇妙な光景だね」 「なッ‥は‥哉っ!?」 見られてたのか‥っ!? 「ぁぁ‥違ッこれはただのイメトレ‥」 「別にいいが‥何を打ち砕こうとしているんだ‥? 君は‥」 「ぉ‥‥‥お嬢様のロックハートを‥」 「な‥!?」 「ぇ、何だよ‥?」 前へ |次へ |
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