《MUMEI》 ‥僕には無理だ。 というかやった事すらない。 元々‥ 球技は得意じゃないし‥。 「ほら何突っ立ってんだよ、早くこっち来いよーっ」 「‥‥‥‥‥‥‥」 参ったな‥。 出来る事なら避けたい所だけど‥。 珠季はやる気満々のようだしな‥‥‥。 というか 珠季が言った時点で最早‥ 選択の余地無しか‥。 「いっくぞー! ちゃんと打ち返せよー?」 「!?」 まさか その距離から‥!? そのまさかだ‥。 珠季は 2メートル近く離れた場所からスマッシュを打ち込んだ。 僕に向かって。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |