《MUMEI》 PROLOGUE. ひょうり‐いったい【表裏一体】 相反する二つのものが大もとでは一つであること。また、二つのものの関係が密接で切り離せないこと。 ****** 《表》があれば、そこには必ず《裏》もある。 例えば、光と闇。 例えば、嘘と真実。 例えば、喜びと悲しみ。 こんなふうに、何事にも言えることだと、わたしはおもう。 だから、 わたしが清らかな《天使》の顔をした、腹黒い《悪魔》だったとしても、 それは、仕方のないことで………。 だれにも責める権利はないのだ。 そう。 だれにも−−−。 ****** . 次へ |
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