《MUMEI》
mad doctor
「鹿島さん、お待たせしました」

鹿島「安西先生、よろしく お願いします」

Doctor 安西
白衣の似合う紳士だった

網膜、指紋、手の平の脈紋、を調べてから

血液、尿、を検査され

スキャナーまで入れられ
検査漬けだった

動態視力の測定から
運動能力測定…

もう、いい加減にしろってぐらい…

たっぷり6時間…

雅人「腹減ったぁ…」


やっと食事の時間だったが…

雅人「ハゲと一緒かよ…」
鹿島「聞こえたぞ…」

睨まれた

しかし…おもしろい顔だなぁ…
鼻毛、出てるし…

食事中に、Doctor安西が来た

安西「鹿島さん、結果でま したよ」
「完全一致です」
「神無月 雅人、様に、間 違いありません」

雅人「…」

それは、俺が1番良く知ってる事だよ…

安西「報告は、どうされますか?」

鹿島「そのまま、報告上げ てください」

安西「わかりました、では 、後程」

鹿島さんに礼をした後
俺に、深々と頭を下げ、退席して行った

鹿島「さて、偽者さんは、 どうするかな」

雅人「偽者は、内閣府が作ったでっちあげじゃないのか?」

鹿島「いや、内閣府も、確 認取れてない、」
「神無月からの、連絡だ ったそうだ」

雅人「神無月も、俺の敵か …」

鹿島「そうでもないだろう が…色々と、あるようだ …」

雅人「めんどくせーなぁ… 」

鹿島「…」

雅人「なぁ、俺は何処で寝 るんだい?」

鹿島「この施設の中だよ」
雅人「外と連絡は?」

鹿島「…」

雅人「内閣府に拉致られた のか、俺は…」

鹿島「我慢しろ!」
「わしだって、こんな事は したくないが!」
「此処が1番安全なんだ! 」

雅人「血圧、上がるよ」

鹿島「…」

怒ると、タコみたいに、真っ赤になるんだな…

おもろい

鹿島「何がおかしい…」

雅人「鹿島さんの顔」

鹿島「親父そっくりだな…」

雅人「?…」



なかなか寝心地よいベットだった

身支度して、Doctor安西の研究室を訪ねると

安西「馬鹿を言うな!」

おっ、紳士の安西先生が怒鳴ってる

雅人「おはよう」

興味津々で入室した

鹿島「何かの間違いじゃないのか?!」

あれ、鹿島も怒鳴ってた

神谷「本当よ…」

安西「神への冒涜だ…」

雅人「何事?」

神谷「貴方が雅人君ね、」 「神谷です、よろしく」

雅人「綺麗な人ですね、」 「神谷さんもドクターな んですか?」

安西「マッド、ドクターだ よ…貴女は…」

鹿島「許されん、絶対に許 されんぞ…」

何だ、皆…

神谷「この子は、私が預か ります」

鹿島「…ぬぅ……」

預かる?…

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