《MUMEI》

校舎に滑り込んで、廊下を走ってたら──‥





「!?」





派手な音がして、俺は誰かにぶつかった。





「‥っ‥てぇな‥」





ひとつ文句言ってやろうと思って立ち上がった‥‥‥その瞬間。





「‥!?」





俺は、固まった。





──ちっさ‥!!





つーかコイツ‥小学生‥!?





めちゃめちゃちっせー‥。





何でこんなにちっさいんだ‥?






つーか‥。






「‥‥‥何見てんだよ小学生」

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