《MUMEI》 ◆「──────‥」 ‥取りあえずセーフ‥。 とか思ってる場合じゃねぇ感じ‥。 何か‥クラスメイト全員が俺を見てる‥。 「大武君って背高いね──」 「何センチあんのー?」 「ぁ──‥」 やっぱり来やがった‥。 この身長のお陰で俺は──『目立つ』‥『珍しがられる』の珍獣状態。 「バスケとかやってんのか?」 「てか、ぶっちゃけどしたらそんなに伸びんの?」 「ぁっ、あたしも知りたーい♪」 「‥ぃゃ──それは、まぁ、色々──」 つーか椅子低ぇッ‥。 机も低ぇ‥。 ぁー‥穴があったら入りてぇ‥。 前へ |次へ |
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