《MUMEI》

「こ‥こんちわっす☆」

「‥桜庭‥お前は一体何を考えて‥」

「ぇ、ぃゃっ、違うんすよっ、これは‥‥‥」





俺がやったんじゃない‥

けど俺がした事にしなきゃいけないんだよな‥。





「‥スイマセンでした‥」

「──仕方無いな‥」

「ぇ」

「その代わり──」

「ハイ‥?」

「これを使って直しておけ、明日までに」

「明日ッ!?」





無茶っすよそれはっ‥。





てか俺っ‥

俺そういうのやった事ないんすって‥。





「あの──‥」

「分かったな‥?」

「ハイッ‥‥‥」





けど無茶だぁぁッ‥。

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