《MUMEI》

「──大丈夫かい?」

「‥ぇ"」

目を開けた珠季。

ガチガチに固まっている。

「おまッ‥ちょッ‥放‥」

「君がいきなり卒倒するから──」

「ッ、てめーが‥つーかマジなのかよこの結果‥」

「ジュースを買いに行った時──店の人に訊いたんだ。そしたら、100%以上だと判定出来ないらしくて──」

「んで‥?」

「別な機械で再度試したら──こういう結果が出たんだ」

「言っとくけど、別にビックリなんかしてねー‥かんな‥」

「そうかい‥?」

かなりビックリしているように見えるけど‥。

卒倒したしな‥。

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