《MUMEI》
山の中
綺麗なワンルームマンション

どこの繁華街に行くにも、電車で40分以上

風俗通いは、止められた?けど

エッチなDVDが大量に増えた


俺、金の使い方、間違えてるよな

絶対

半年で、100本以上のコレクション


はぁ

何だろう俺



彼女、欲しいなぁ

職場は、おばさんばっかりだし

平日休みだし

車、無いし

言い訳なら、沢山ある


む、虚しい


ネオンが恋しいなぁ

最近、女の手すら、握ってない

テカ、彼女居たときないけどね

また、風俗でも通おうかな

そんな時、
最近まで、バイトに来てた男友達から連絡あって

休みの日に遊ぶ約束をした
こいつは今、プータローなんだ

親元に居るから、働かなくても、どうにかなるんだろう


平日休みの昼に
駅前で待ち合わせ

な、なんと!

女連れだった!

友也「信之、紹介するよ、彼女のマミだよ」

か、彼女?!

マミ「こんにちは」

信之「こんちは」

特別可愛くはないが

正直

うらやましい


ファミレスで飯食って
だべってた

マミちゃん、おっぱい、デカイなぁ

友也、

もんでんだろうなぁ

ヤッテナイわけ、ないよなぁ


俺達3人は、カラオケに行った

若い女の子と話すのは久々だった

友達の彼女でも、楽しかった


マミちゃんもプータローなんだって

いいなぁ、自由気ままで


何度か、3人で遊んでた

まぁ、金無い二人は、俺のオゴリを目当てにだろうけど

わかってても、

若い女の子と話せるのが楽しかったから


でも、聞いちゃったんだ

マミ「ノブって、やらしい目でみるんだよ、胸とかさぁ、なんか、嫌だなぁ」

友也「我慢しろよ、おごってもらえるんだから」

トイレが込んでて、一回席に戻ったとき
聞いちゃったんだ

聞いてないふりして、その日は、無事?
帰宅

はぁ

俺って



それから、暫く、誘われても、何かしら理由付けて
断ってた


プライドとかじゃない

ただ、自分が惨めだったから

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