《MUMEI》 「何度も言わせんなや!! 俺はな、お前等との友情ごっこを堪能しよう思うて来たんちゃうで?! 俺はサッカーをしにきたんや!!」 「……そ……んな……。」 マシンガントークのように、言葉が次から次へと口からポンポン飛び出て来る。 蓮翔ちゃんは呆気にとられていた。 口をあんぐりと開けて、まるで怪物か何かを見ているよう。 「もう…うんざりや!!」 それが決定打となった。 「そ、そうか……。 ごめんな、変なことに巻き込んじまって…。」 蓮翔ちゃんは無理矢理笑顔を作ると、手を振った。 「さようなら。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |