《MUMEI》

おむすびマンは、せめて苦言でも呈することで、チンケな自尊心を満たそうと口を開く…。



おむすび「そんな事言ってもよぉ…


…アンタが言うジャム食品の裏には、得体の知れない筋者が絡んでるって噂だろ…?


連中が秘密を握ってる輩を潰しにかかるのは、目に見えてるんだぜ。


下手に情報を持て余してると、こっちの身もヤバいって事は、アンタも判ってんだろ?」



謎の女「解ってるわよ…。


その件については、いま交渉中よ…。」



おむすび「交渉?……誰とだ?」



謎の女「私たちの身の安全を保障してくれる人物よ…。」



謎の女は落ち着き払った様子で、おむすびマンの問いかけを煙に巻いた…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫