《MUMEI》 「段取りってもんがあんだろ、何するにも」 「はぁ‥」 「それ無視して出来んのかよ、勝利」 「‥‥‥それは‥‥‥」 「‥無理に決まってら」 「ぅ"‥」 何か‥ 魁の方が断然ちゃんとしてるぞ‥。 「‥まず頭冷やして来い」 「頭‥? 冷やす‥?」 「頭に血ぃ上ってんだよ、お前は。そんでバカになっちまってんだ」 「バ‥バカ‥? ──どわッ」 み‥ 水──!? 「カイっ、おま‥何す‥」 「‥頭冷やしてやったんだよ」 「ぜ‥‥‥全身ずぶ濡れなのですが‥?」 「‥やり過ぎた」 「──────‥」 「‥怒んなよ」 「──ありがと、な」 「ん」 「俺なりにやってみる。お嬢様の為に」 「‥ぁぁ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |