《MUMEI》

「ぅぉぁぁ‥」





やっちまったぁ‥!!





「おいおいそんなに慌てんなって──卵1個潰した位大した事ないぜ?」

「ざ‥材料を全滅させるやも知れませぬが‥宜しゅうございますデスかお師匠サマ‥」

「もっとさ、気ぃ抜けよ──失敗は成功の元っていうだろ?」

「災いの元の間違いでは‥?」

「──ふはっ」

「な‥何故に笑う‥?」

「お前結構あれだなぁ」

「あれ‥?」

「ま、取りあえずもっかいやってみてさ」

「ラ‥‥‥ラジャ☆」





こうなったらやってやらぁ!





そして今度こそっ、

今度こそお嬢様をノックアウトさせてみせるのだっ☆

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫