《MUMEI》 ◇「‥何だよ威圧感って‥」 呟いて、 何で私がそういったのか考えて始めた大武君。 えっと‥何が威圧感かっていうと──‥私より断然背高いし、ちょっと顔恐いし‥。 「‥おい」 ‥話しかけられても、私は固まってて動けない。 「‥‥‥小宮。‥おい‥!?」 大武君がビックリした。 私がしゃがみ込んだから。 「ぁ‥あはは、お腹空き過ぎて燃料切れになっちゃいました‥」 「‥‥‥そーなる前に食えよ」 呆れ顔の大武君。 てか、大武君っていっつも何食べてんだろ‥? 「‥昼、食うなら好きにしな。俺も今から食うとこだから」 前へ |次へ |
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