《MUMEI》

『………』

頭がついていかないって…


『ゔえぇぇっ!?
お前〜ホモ★?!』


バカ花音〜ホモ男を
寝とるんじゃねー!


『ムカつくリアクシ
ョンをありがとう!』

負のオーラを纏った
如月が笑顔で僕の体
を引き摺った。


着いた先は…ベッド
ルーム!!


ボスン!!
ベッドに倒される。


『な…何?』


『決めた!』


また意味不明な如月


『お前〜今日から
和之の代わりだ!』


『………』


和之さんの代わり?
って…


『こ…こ…恋人?』


えっと…つまり…
和之さんと言う人は
如月の恋人で〜花音
が横取りして逃げた
から…


て…事は…


『如月〜振られたん
だ?』

混乱した僕は如月に
向かって呟いた。


ピクッ!
『……』
如月が固まった。


『あ…いや、如月で
も振られる事あんだ
な〜って…』


ダン!!
ベッドに押し付けら
れる


『イタッ…!』


『お前、
立場が解っ
てないな…』


は?立場?
また意味不明な事を
言う如月…


『お前〜俺と付き合
え!和之の代わりに
な!可愛がってやる
よ、激しくな!』

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