|
《MUMEI》 「ぅ‥‥‥」 ハイ‥ その通りでございます‥。 俺は走るのに夢中で‥ エリザベスのねぐらの近くを通ったのにも気付かなくて‥ 思いっ切り踏んづけた訳なんです、 ハイ‥。 「──玲奈お嬢様に来て頂かないとな‥」 「でもさ、来てなかったよな‥？」 「‥‥‥そういえば‥確かに来てらっしゃらなかったな‥、？」 「──退き。道開け」 「‥玲奈お嬢様‥！？」 「あんたらが騒ぎよるから──しゃーないから何とかしたるわ。‥リズ」 〈ニャ？〉 「‥そないなやつ構わんとき」 〈──ニャ──〉 エリザベスは迷い気味にしながら‥ でも、 結局茨姫に従った。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |