《MUMEI》

俺は、思いっきり
タッチ板に右手を叩きつけた瞬間、我に帰った。





素早く隣を見る‥‥

やっと今、タッチしたようだった。









もしかして‥‥


俺は勢いよく、タイム板の方に首を回した。



自己ベストだった。
原田の自己ベストより、2秒も速かった‥‥。






行けるッ!
決勝で絶対勝ってやるッ!



俺は
自信満々の顔でプールから上がった。












‥絶対勝ってやる。

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