《MUMEI》

謎の女「…私は死ぬのは怖くないって事……。」



平然と言ってのけるその態度に、おむすびマンの怒りがこみ上げる…!



(だから、オレは死にたくねぇんだよ!


もういい!…自殺志願者に付き合ってられるか!


そんなに死にたきゃ、一人で勝手に死ね!!)






…と、罵りたくなる衝動を飲み込んだ……。




もう後の祭だったからだ…。




おむすびマンは、苦悶するようにデスクに突っ伏すことしかできなかった。




謎の女「大丈夫よ…。


2〜3日中にはカタをつけてあげるわ…。


それくらいなら十分逃げ延びることは可能でしょ?」



熟女は、まるで他人事のように笑うだけだった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫