《MUMEI》

「──桜庭、準備はいいか」

「ハイッ、行って参ります☆」





──ホイッスルが鳴る。





──散歩の設定で、

お嬢様をエスコート。





──半分位歩いたら、

奥の扉が開いた。





‥男が2人。





つーか‥

何でスパイみたいなヤツなんだ‥!?





全身真っ黒、

おまけにグラサン‥。





思いっ切り悪って感じだ‥。





「‥っ!?」

「──もたもたするな、もう実習は始まっているんだぞ」

「ぇ‥‥‥ぁ‥」

「今から2分以内に片を付けろ」

「2分‥!?」






ゃ‥

やるっきゃねぇぇっ‥。

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