《MUMEI》
友也
何日か、香澄と口も聞かない日が続いてた

香澄が帰って来ない日もあった

出てったのなら荷物持ってくはずだし

まぁ、いいけど

就職情報誌が転がってた

仕事する気になったのかな?

代休で、連休だった俺は
ゲームしてた

携帯が鳴った、友也からだ
なんか、態度デカイ

何だろう

今から、家に来るって



友也が来た

香澄とマミちゃんも一緒だった

友也「ノブ、最近マミと会ってるんだって?」

信之「あぁ、飯食ったりしてるよ」

友也「やったんだろ、マミと」

信之「はぁ?」

友也「しらばっくれるなよ!」

いきなり胸倉掴んで来た

信之「何言ってんだよ!」
友也「正直に言えよ!」

信之「離せ、」

友也を振り払った

友也「の、野郎!」

友也に殴られた

マミ「止めてよ!」

マミが止めに入った

そのマミを友也が投げ倒した

信之「いい加減にしろよ!」

友也の髪を掴み、押さえ付けた

信之「喧嘩売りに来たのかよ!」

友也「うるせー、人の女に手を出しやがったくせに」
信之「誰が手を出したってんだよ!」

マミ「止めてよ!何もないわよ!」

友也「…」

信之「冷静になれよ、友也!」

友也「何、上から目線なんだよ、お前、変態野郎のくせに」

信之「…」

友也「香澄から聞いたぜ」「アナルマニア何だろ、お前」
「犯しまくってるらしいじゃねーか」
「最悪だな、お前は」

信之「…」

友也「そんなクズ野郎に、マミがやられたなんて…」
マミ「何、男きどってんのよ、あんたとは、とっくに、縁切ったでしょ」

友也「こんな、変態野郎がいいのかよ!」

マミ「あんたには関係ないでしょ」

信之「クズはお前だよ、友也」

友也「なんだと!」

信之「人ん家来て、勝手に暴れやがって」
「俺がマミちゃんに何したってんだよ!」

友也の胸倉掴んで流しに頭突っ込ませた

友也何かに力じゃ負けない
蛇口ひねって、水を浴びせた

信之「言ってみろ!、俺が何をしたってんだよ!」

友也を床に投げ捨てるように倒した

友也「…香澄が…ノブがマミとホテル行ったって…」
信之「マミちゃん、俺とホテル行ったっけ?」

マミ「一度もないわよね」
友也「ほんとか?」

信之「嘘だと思うなら、勝手にしろ」

友也「マミ、ほんとか?」
マミ「ウザいよ、お前…」「もう、終わってんだよ、私ら」
「私が誰と何しようが、あんたに関係ないんだよ」

友也「俺は別れないからな」

マミ「うぜーよ、消えろよ、マジ」

信之「香澄の嘘に騙されて、俺を殴ったのか?」

友也「だって、香澄が…」
信之「何で、そんな嘘つくんだよ」

香澄を見た

香澄「…」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫