《MUMEI》
気分転換
友也と香澄が出て行った後
マミが怒りまくってた

マミ「何なのよ、あの二人は、どう考えたら、あぁなるのよ」

信之「ごめんな、なんか、巻き込んじまって」

マミ「ノブ、悪くないよ、私も、何か、元彼が、変な言い掛かりつけて…」

信之「…」

マミ「ムカつく、あいつら…」

信之「マミ、飲むか?」

冷蔵庫から、ビールを出して言った



信之「事の発端は、俺が香澄を遊んだからだろ、」
「まぁ、悪いよな、俺…」
マミ「ん…良い悪いは…あれだけど…香澄も悪いんだよ…」
「誰にでも、簡単にやらせちゃ、ダメだよ」

信之「まぁ、俺が悪いでいいよ、」
「もう、終わった事だし…」

マミ「…ねぇ、ほんとに、お尻に入れたの?」

信之「…うん…」

マミ「…何で…」

信之「一度、してみたくてさ」

マミ「いいの?」

信之「何か、いけない事をしてるみたいな」
「禁断の快楽っていうか…」

「変態だよね」

マミ「…男は、みんな、やりたがるよね…お尻…」

信之「友也とは?したの?」

マミ「まさかぁ…断ったよ」

信之「そっかぁ…」

マミ「…」

信之「何で、友也と別れたの?」

マミ「前にも、言ったけど、…仕事もしないで…いつまでもブラブラしてたら、ダメじゃん…」

「働くまで、会わないって言ったの」

「けど、私がバイト始めたら、その金でホテル行こうとか、メール来てさ」

「どんどん、冷めていったなぁ…」
「つまらない、男だなぁって」

信之「長い付き合いだったんでしょ」

マミ「う、ん、…くっついたり、放れたり…」

信之「また、くっつくかも?」

マミ「もう、ムリだよ…」「…」

信之「友也は、そのつもりかもね」

マミ「…うぜー…ムリ…」
「あいつ、色んな女に手を出すんだ…」

「前にカラオケ行ったときも、私がトイレに行ってるとき、香澄のパンツの中に手を入れてたし…」

信之「香澄も、凄い女だよね…」

マミ「その直ぐ後だよ、ノブに会わせたの、男、紹介してって…」

信之「俺が、遊ばれたのかも…んな、訳ないか」

マミ「香澄も餓えてたんじゃない?」

信之「そういう事にしとこう、」
「もう、いいや…」

マミ「あーぁ、気分晴れないなぁ…」

信之「明日、バイト?」

マミ「うん、午後からだけどね」

信之「カラオケ行く?」
「パーと騒ごうか」

マミ「お酒飲んじゃったじゃん、車、ダメだよ、危ないよ」

信之「チャリでいいじゃん」

「ダメか?」

マミ「行こうか、チャリで」


マミを後ろに乗せて、チャリを走らせた

マミ「中坊に、戻ったみたいだね」

信之「俺、中坊のとき、女子乗せた事ないよ」

マミ「マジ?!」

信之「ダサ坊だからね」

マミ「へぇ〜、なのに、お尻なんかしちゃうんだ」

信之「また言う…」
「マミ、もう、処女じゃ無かったんだろ、中坊の頃は?」

マミ「そんなヤリマンじゃないよ、まだまだ、ウブでしたよ」

信之「ほんとかなぁ〜」

マミ「ほら、しっかり走ってよ」

信之「だって、上り坂…」
酔っ払いながら、チャリ走らせ、カラオケへ

朝まで、ウサ晴らしするように、飲みながら、騒いでた

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