《MUMEI》
花火
はしゃぎながら、花火をした

楽しかった

もう、電車は無い

寄り添うように、線香花火をした

マミ「ねぇ…男の人ってさぁ、」
「知り合いとエッチした女って、嫌かなぁ」

信之「気にしない人って、いないかもしれないけど…好きになったら、関係ないよ…」

勘違いかなぁ、

マミ、に、からかわれてるだけかな…

勇気、勇気が欲しいなぁ

ダメ元だよな

いつかは、壊れる関係だもんな

続かないよ、このままずっとは

信之「海、楽しかったね」
マミ「うん、楽しかった」
思い出出来ただけでも、俺には、上出来だよ

ふられよう

最後の線香花火に火をつけた

信之「マミ…」

マミ「ん?」

マミと目が合う

綺麗な唇だなぁ

どうせ、振られるなら
キスしちゃえ

マミの手を掴んで、キスをした

マミ「あっ…」

ぶたれるかな?



柔らかい、唇だなぁ

抱き寄せた

スゲーいい匂いがする

舌、入れちゃえ

マミ「んんっ…」

おっぱい、さわっちゃえ

軽く胸に手を

柔らかい

痛い…

マミにつねられた

怒ったかな

マミ「そこまでだよ」
「そんな、簡単に、触らせてあげない」

あっ、怒ってる

あっ、熱っっ

線香花火の火が、サンダルの上に!

マミ「冷やした方がいいよ」

かっこ悪い…俺…

公園の水道で冷やした

マミ「大丈夫?」

信之「うん…バチがあたったんだ…」

凹むなぁ

…泣きたい…

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