《MUMEI》 アイツの正体. ヤクザって…………。 顔に刀キズがあって、 背中に鯉とか登り竜とかの絵が描いてあって、 やたらメンチ切ってて、 ド派手なシャツにダボダボのズボンはいて、 肩で風切ってあるいて、 ところかまわず暴れまくって、 オトシマエとか言って小指切ったりしてるひとたちのこと!?(←偏見) …………で、 あの義仲が…… そのヤクザの跡取りぃッ!? わたしは青ざめた。 ちょっと待ってよ! だって、わたし、あいつの襟首しょっちゅうしめあげたり、 バカとか暴言吐いたり、 あるときなんか、怒りの鉄拳をお見舞いしたり、 やりたい放題ボコってたのに!! ど、ど、どーしようっ!!! あとで、『あんときはよくも好き勝手してくれたな〜!』なんて、すごまれたら!! …………ギャーーッ!!(←想像中) . 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |