《MUMEI》
都会
朝、目を覚ますと、マミが居た

夢じゃない

マミが居る

幸せを実感するなぁ

マミのおっぱいをさわってた

マミ「ん…」
「ぉはょ、…きゃっ、裸だ、私」

信之「おはよ、」
「あのまま、ねちゃったんだから、裸だよ」

マミ「…」

マミの、照れた顔、
可愛いなぁ



俺達は、でっかい街まで出て、買い物した

服や、小物を

マミと一緒に部屋に居る時間が多くなるから

便利にしないとね

俺の服は、マミが選んだ

俺…センス、悪いらしい…
その場で着替えさせられた
店員さんも、お似合いですよって

お世辞ぐらい、言うよね
商売だもんね

公園の芝生でランチにした
マミが、ワックスで、俺の髪を、いじる

マミ「ほら、似合うじゃん」
「カット変えれば、もっとかっこよくなるよ」

何か、幸せだなぁ

マミ「手、洗って来るね」
マミがトイレにいった

俺、なんか、落ち着かない
こんな、服、着た事ないし、アクセサリーなんか、付けた事、なかったし

偽物の銀のネックレス

ホントに似合ってるのかなぁ?



荷物を車に積み、帰ろうとしたとき

「あれ、愛ちゃん」

派手な女が、声かけて来た
マミ「リオ?!」

リオ「久しぶり、…彼氏?」

俺をチラッと見ながら、リオが聞いた

マミ「うん、彼氏」

リオ「へぇ〜」

なんか、じろじろ見てる…
マミに、恥かかせなかな?
リオ「イケメン、ゲットしたんだ」

マミ「うん、まぁね」

リオ「ちょっと、愛、借りますねぇ」

リオはマミを少し放れた場所に連れて行き、
何か、ひそひそ、話してる
愛…、マミの、源氏名かな?

お店時代の友達かな?

しかし、リオって娘、
スゲー露出した服着てるなぁ

背、高いし、モデルみたいだぁ

スタイル、超いい

けど、顔は、マミの勝ちだな

…って、俺、何考えてんだろ…

マミが戻って来た

マミ「ごめんね、行こう」
信之「うん」

車を走らせた

リオって娘が、手を振ってた

信之「店の友達?」

マミ「…うん…」

信之「何、話してたの?」「俺、笑われてなかった?」

マミ「かっこいいって言ってたよ」

信之「お世辞だろ」

マミ「ノブの友達、紹介しろって、言われた」

マミが笑顔だったから

まぁ、バカにはされなかったのかなぁ

よしとしよう

マミ「ねぇ、寄って行きたい所あるんだけど…」

信之「うん、いいよ」


連休だからかな、何でこんなに渋滞してるんだ

走りにくい

マナー悪いし…

都会だなぁ、やっぱ

マミ「ノブは、安全運転だね」

信之「下手なだけだよ」

マミ「安心して、乗ってられるな」

誰かの運転で、よく乗ってたんだな…

こんな、些細な事に嫉妬する俺…

ダサダサだなぁ

マミ「あっ、そこのコインパーキングに停めて、安いんだよ」

信之「よく、来るんだ」

マミ「たまにね」

ちょっと、ふて腐れながら、車から降りた

ドアの閉め方が、乱暴になった

マミ「ノブ?…」

マミが俺を見た

信之「ん、何?」

ごまかした

マミ、俺に歩みよって来た…

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