《MUMEI》 煌の質問『あの…煌さん?』 ラルムは煌に見つめ られて戸惑っていた 『あ、すみません。 ラルムくん、私から も1つ聞いても良い でしょうか?』 『えぇ 勿論です』 『何故、魔王宮殿に 来る気持ちになった のですか?』 『え?魔王様に誘わ れたから…ですが?』 『嫁にと言われたの に?抵抗は無かった ですか?』 『あれは…』 『クスッ…冗談だ と思いましたか?』 『は…い、違うん でしょうか?』 『さて…どうですか ね?魔王様、御本人 に確めて御覧なさい 』 そう言って煌さんは 愉快そうに笑った。 …は?なんですか? もしかしてからかわ れてる? 煌さん…要注意だな そんな事を考えてい る内に煌さんは僕を 部屋に案内していた 『今日はお疲れでし ょう?ゆっくり休ん で下さいね』 そう言ってキラキラ スマイルを残して煌 さんはドアを閉めた 前へ |次へ |
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