《MUMEI》 お嬢様方に、 茨姫の事を色々教えて頂いた。 学園に入学した時から、 男嫌いでいらした事。 ──始めは、 美由お嬢様達とも関わろうとされなかった事。 ──時々、 隠れて泣いてらした事‥。 「──ま、ざっとこんなとこね」 「後は玲奈本人に訊くしかありませんわ──」 「あんまり役に立てなくてごめんね?」 「そんな事ないっす、助かりました☆」 「で、どうするの?」 「っと‥‥‥」 どうしよう‥。 お嬢様は独りになりたいって事だったし‥‥‥ 今行ってもまた追い返されるだろうし‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |