《MUMEI》

薄紅色のバスローブが、ハラリと床に落ちる――…




――… チュッ … チュブッ ……。



ベッドの上では、メロンパンナに覆い被さり、その潤んだ唇を貪るアンパンマンがいた…。



M菜「ハァ…んもぅ……どうしたの?…


…今夜は、やけにせっかちねぇ…?」



A常務「どうもしないさ…。」



アンパンマンは囁きかけると、再び狂ったようにメロンパンナの唇を塞ぐ。



――… チュブ … ヂュッ ……。



卑猥な音がスウィートルームに木霊する…。



柔らかなリップの感触を確かめながら…

…アンパンマンは、ふと思った…。





(何故だろう…?)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫