《MUMEI》
イタイところ
.


……か、勝った!!



そうおもった。


しかし、


義仲が川崎先生に、大丈夫だよ、と呑気な声で言った。



なにを根拠に、んなこと言ってんだよ!!



………と、言ってやろうとおもったら。







とんでもないことを口にした。







「璃子ちゃん、ダチいねぇから。言い触らすとか、絶対出来ない」



−−璃子ちゃん、ダチいねぇから…

−−…ダチいねぇから…

−−…いねぇから…

−−……



頭の中を、エコーした。



.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫