《MUMEI》 「何だこのガキっ‥」 「無駄に強ぇ‥」 ニセ執事2人が、 俺を見て唖然とする。 「──阿呆っ、あんた何やねん一体!?」 「‥お下がり下さい」 「!‥」 「俺がやります」 「‥‥‥何でや‥」 「──執事っすから」 「っ‥そないなヘタレの‥どこが執事や‥」 「ご安心下さい、だてにブッ飛ばされてませんから」 「‥は‥?」 「俺がお守りしますから、どうかお下がり──」 「‥あかん」 「お願いします」 「──‥フルボッコにされたかて知らんで‥」 「されません☆」 「‥勝手にしぃや、もぉ‥」 前へ |次へ |
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