《MUMEI》 「‥ぅぅ‥」 生徒指導室に連行(?)された俺。 とんでもなく嫌〜な予感がするのは俺だけでございましょうか‥。 「そこに座れ」 「ハイ‥」 恐ぇッ‥。 「土曜日の夜──寮を抜けたそうだな」 「!!」 何で先生が知ってるんだ‥!? 「10時以降は外出禁止の筈だ。違うか」 「ぃぇ‥仰せの通りで‥‥‥」 「それに加え‥‥‥お嬢様を尾行するとは何事だ」 「スイマセンっした‥」 「──だが、外道を撃退した事は褒めてやろう」 「ぇ」 「お嬢様を救った──これは紛れもなく、称賛に値する事だからな」 「───────」 褒められてるのか? 俺──。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |