《MUMEI》 夢なんじゃないかって気分がまだ抜けないまま、 教室に着いた。 「‥早かったな」 「おうっ☆」 「‥叱られたんじゃなかったのか、お前」 「叱られ──たけど、まぁ平気だった」 「っ、お前──バッジ‥」 「へへっ、やっと魁に追いつけたぜぃ☆」 「‥下級の上で何喜んでんだか‥。まだ上があんだぞ」 「ぅ‥」 確かに‥。 「‥でもまぁ、落第寸前だったお前にしたら快挙だな」 「───────」 「‥後は茨姫にどうアピるか、か」 「だよなぁ‥」 とにかく── 茨姫に勝つっきゃない訳だ。 よしっ── 次こそは☆ 前へ |次へ |
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