《MUMEI》

「はぁぁ‥」






ギリギリセーフ‥。





「──先週もご苦労だったな。──お嬢様方、喜んでらしたぞ。──それでなんだが──」

「?」

「来週進級試験がある。承知済みだとは思うが──各自準備を怠らんよう──」

「ぇええええッ!?」

「何だ桜庭」

「しっ‥ししし進級試験ッ!?」

「まさか知らんかった訳じゃあるまいな‥?」

「だ、だって俺‥」

「寝ていた、という訳か‥成程な」

「ぅ"っ‥‥‥スイマセン‥」





ぃゃ──

マジであの時眠かったといいますか‥。





記憶完璧飛んじゃってるんすよね、

ハイ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫