《MUMEI》

しばらくすると、武が外に出てる間にみんなに言いふらしたみたいで、仲の良いみんなが部屋に来てくれた。

「かなた!3組は学級閉鎖なんだってよ」
「風邪移してもらいに来たぜ〜」
「大丈夫、苦しい?」
「その寝巻き可愛い〜♪」

みんな色々言いながら、俺のこと心配してくれて人形とかお菓子とか色々持ってきてくれた。

「えへへ…みんな、ありがと///」


こんなに思ってくれる人が居るなんて、俺って幸せなんだな///


「キスしたら風邪移る?」
「だったら僕もかなたとチューしたぁい♪」
「俺も〜最近あんま寝てないしキスもしてないからさぁ〜♪」

「俺のかなたに手ェ出すんじゃねぇ、ぶっ飛ばすゾ!!」

武はいっぱい増えたライバルにメンチを切りながら、自分のだと主張するように俺を抱きかかえて、みんなに見せつけるように唇を強引に奪ってった。

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