《MUMEI》 「へ──」 腕‥ 上がった‥? 「‥始めの頃なん‥飲めたもんやなかったわ」 「ぇ"‥‥‥そ‥そうなんすか‥?」 あれ、 でも‥ 飲んで下さってましたよね‥? 「‥‥‥まぁ、毒盛られるよりはマシやけどな」 「ぁ‥‥‥あのっ」 「‥何や阿呆──」 「ケーキの方も、召し上がってみて下さい」 「‥指図せんといて」 「ぁ"‥スイマセン‥」 でも今のは指図したつもりじゃ‥。 「──阿呆」 「ハイッ、何か──」 「‥本番、ヘマしたら承知せぇへんで」 「‥お嬢様‥?」 「やるんやったら──絶対進級しぃ」 「──ハイっ☆」 前へ |次へ |
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