《MUMEI》 次の瞬間。 ヤマトは勢いをつけ1対1を仕掛ける。 (は!?) … 『…向こうにどんな理由があってサイドを2枚目を置いてるのかはわかんないけどさ、 結果的にかなり痛いとこ付かれてるよね。』 『…何だよ? クロが何言いたいのかわかんね〜よ。』 『ヤマはさ、 優しすぎなんだよ。 自分の突破の勢いを知ってるから、 筋力のない相手の2枚目がケガすると思ってる。 だからさ? 逃げた突破を仕掛けてる。 僕はそういうヤマのとこ嫌いじゃない。 でも、 友達じゃなく、 1人のハンドボーラーの立場から言わせてもらうと、 そんなの甘い考えだよ。 そんなんでプロになろうなんてさらさらおかしいね。 てか無理でしょ。』 『…』 『本気でやりなよ。』 … 勢いをつけたヤマトは、 2枚目を守る三島を抜き去り、 「ナイッシュー!!」 シュートを決める。 11対9。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |