《MUMEI》
交わる思い
マミ「ごめんぬ、…」
「病院、行かなくていいの?」

信之「大袈裟だよ、大丈夫!こんなの」

マミに手当してもらった

信之「マミ、」
「喧嘩する事も、あるだろうけど」
「出て行くとか、無しな」
マミ「うん…」

信之「ちゃんと聞いてくれる?」

マミ「うん」

信之「どうしたら、参加出来るかなって、考えて見たの…」

マミ「…」

信之「俺は、マミが不愉快になるのが嫌なだけなんだ」
「もし、そうなったら、せっかくのパーティー、ぶち壊しにしても、マミを連れて帰っちゃうもん…」

「リオ達にも、悪いでしょ、それじゃ…」

マミ「リオがね」
「もう一回、誘わせてって」
「私達の事を、考えて、何かするみたい」

「だから、まだ、結論出さないでって…」

信之「そっか…」

マミ「ごめんね、ノブ…」
信之「マミ、もっと綺麗になっちゃいなよ」

マミ「えっ?」

信之「今でも綺麗だけどさ、」
「もっと綺麗になって、誰もが羨むような美人になっちゃいなよ」

「卑屈な男達を、鼻で笑っちゃいな」

マミ「うん…」

信之「そうすれば、俺…」
マミ「今でも、そうだよ」
信之「へっ?」

マミ「今日も、ヒロに合ったけど」
「私は何も思わないもん」
「ノブが嫌だろうなって…」

「リオには悪いけど」
「私にしてみたら、ノブの足元にも及ばないもん」

「悪い人だとは、思わないけど…」

信之「…」

マミ「あのねぇ、ノブ」
「すっごく、言いにくいんだけどね…」

「…ヒロに、…やられちゃったんじゃなくって」

「私がヒロを、遊んだの…」

「聞いたでしょ」
「…レクチャー受けた話し」

信之「3Pの事?」

マミ「そういう言い方されると…まぁ裸で、性器触ってるんだから、3Pよね…」

「だから、まぁいっかって…」
「誰かに甘えたかったのかなぁ」

「淫乱って、思っても、いいよ…」

「甘える代償として、身体を提供したのよ」

「性的興奮は、薄かったなぁ」

「まぁ、こんな女なのよ、私って」

信之「誰だって、遊ぶ時期って、あるよね」

マミ「…」

信之「俺、それより、リオとってのが、ビックリだった…」

マミ「うん…やっぱね…そうだよね…」

信之「今日居た人達、みんな、マミの身体を知ってるんだって考えたら…」
「なんか凹んじゃって…」
マミ「そっか、みんなだね…」

信之「マミのアソコまで、知ってるんだよね…」

マミ「…うん…そうだね…」

信之「いっぱい、色んな事したんでしょ」

マミ「…まぁ、レクチャーだから…」

信之「情けないけど」
「嫉妬して…」
「悔しくて…」
「けど、正直、ドキドキもしたんだ…」

「マミが、そんなエッチな事してるんだって…」

「やっぱ、俺、変態なんだ…」

「こんな、男なんだよ」
「俺って…」

マミ「私は、大好きだよ」「ノブが…」

マミが抱き着いてきた

信之「俺も、マミが大好き」

マミ「変態でもいいの」
「私には王子様なの」

信之「マミ」

激しくキスを交わした

求め合過ぎて、歯がぶつかった

笑い合った

信之「こんな事でも、笑い合えるだね、俺達」

マミ「うん」

信之「リオ達みたいに、遠回りは止めよう」

「きっと、別れても、マミに戻るんだよ、俺は」

「だったら、別れない方がいいじゃん」

マミ「うん」

また、俺達は唇を重ねた

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