《MUMEI》

硬さを失った
俺のペニスが、マミの中から押し出される頃

マミ「ぬけちゃったぁ」

信之「うん」

マミ「こんなに」
「逝った事…ないょ」

信之「身体も、」
「合うよね、俺達」

マミ「うん」

マミの背中を撫でた

マミ「ノブの手、」
「大好き」
「暖かくて、大きくて」

信之「そっか」

マミのお尻をむにゅむにゅともんだ

滑らかな肌が、心地好い

マミ「…怒った?」

信之「ちょっと、ショックだった…」

マミ「嫌わないでね」

信之「嫌わないよ」

マミ「ほんと?」

信之「ほんと、だよ」

マミ「うん」

マミが甘えてきた

信之「マミ、聞いちゃ、ダメなんだろうけど…」

マミ「ダメなものなんて、ないよ」

信之「店で、毎回…」

マミ「そんな訳、ないでしょ」

「身体持たないよ」

「こんなに、全部、しないょ」

「人にも、よるし…」

信之「そっか」

マミ「アソコにかけられたのだって、1度きりだょ」
「私が、店を辞めるとき」「もう、会えないんだねって言われて…」

「やり過ぎたとは、自分でも、おもったけど…」

「でも、入れたりは、ないからね」

「かわらない、って、言われちゃう、だれうけど…」
信之「入れてても、」
「過去だから、許す」

マミ「入れてません」

「ノブには、同じかもだけど…」

「私の中では、違うの」

信之「うん」

マミ「本番、しない店の方が、大変なんだよ…」

信之「だよね」

マミ「高い、店だったから…」
「それなりの事…しないと…」

信之「マミ、働いてて、楽しかった?」

マミ「…答えにくい…」
「勘違い、されたくない」
信之「じゃあ、長くても、ちゃんと話してみて」

マミ「楽しい事も、嫌な事もあったけど…」

「みんな、私に夢中なんだって…」
「変な、優越感、あったなぁ」

「だから、常連さんには」「サービス、したかな」

信之「今、みたいな?」

マミ「…うん…」
「ちょっとづつ」
「出し惜しみして…」

信之「出し惜しみ?」

マミ「うん…」
「飽きられないように」

信之「…」

マミ「引いた?」

信之「いや、」
「俺が、店行ってたら、借金してでも、通ったかも…」

マミ「…」

信之「正直…びっくりした…」
「マミなら、努力しなくたって…客付くだろうし…」
マミ「…新規の客…好きじゃなかったし」

「客は5万も払うんだよ…」
「普通の店なら、2回行けるでしょ…」

「仕事と、割り切って、努力はしたよ」

信之「そっか」

マミ「嫌いになったら、はっきり…」

信之「そんな事言うなら、もう、こう言うプレーしないからな!」

マミ「…」

信之「俺も、興奮した…」「マミが、色んな男達に…」
「あんな事を…って…」

「けど、」
「もう、俺だけだぞ」

マミ「当たり前でしょ」

「けど、好きな人と、する事なのかなぁ…」

「身体だけの、関係に、されちゃいそうで…」

信之「毎回しなくても」
「たまに、スパイスだよ」
マミ「うん」
「ノブが、感じてるの、」「嬉しいし」
「…」
「私の事、遊んで捨てちゃ、ヤだょ…」

信之「子供産ませて、一緒に育てるの」

マミ「うん」

マミが甘えてきた

ちらっと、俺を見た顔が
めちゃ、可愛かった

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