《MUMEI》

「よぅミカ」
それは幼なじみのケンだった。
午前10時だというのに、どうしてケンが?
「お前、今日もズル休みかよ」

「うるさいわね」

「学校、来いや」

「っ…!嫌よ!あんな暗くて不快指数の高い教室なんて!」

わたしは、何も知らないで平気でそんな事を言うケンに腹が立って怒った。

「わたしにとって学校は一番最低の居場所なのよ!?」

わたしはいつの間にか涙を流して涙していた。

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