《MUMEI》 ◆「‥あんの野郎‥」 まぁ‥教室にいたって女子に絡まれるだけだけど‥。 でも‥アイツいるかなんて分かんねーし。 ダチいんだから──ソイツらと食ってたっておかしくねー訳だし‥。 それにアイツ‥‥‥何か‥。 「‥よッ‥」 取りあえず、扉開けてみた。 相変わらず変な音立てて開く扉だな‥。 とか思いながら‥潜るみてーにして、屋上に出た。 アイツは──‥ 「‥‥‥‥‥‥‥」 いない‥か。 まぁいーや‥‥‥独りだって落ち着くんだ。 前へ |次へ |
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