《MUMEI》 もしも...「zzz... zzz...」 … 僕は、 試合で疲れてたせいもあって、 家に帰ってからずっと寝てた。 シャワーも浴びず、 晩御飯も食べずに。 久々だったな…。 こんなに何も考えずに、 ただひたすら欲求のままに寝てたのは。 … 0時を過ぎた頃、 『どうか時が戻るならば、 純粋そのものだったキミにまた出会いたい。 どうか時が動かぬなら、 素晴らしかったキミに恋してた僕のままで。』 僕は1通のメールで起こされた。 (ん… 誰だよ…? つ〜か… 今何時よ…?) 携帯を開く僕。 (12時過ぎてんじゃん… 大分寝たな…) 重いまぶたをなんとか開けたまま、 僕はメールを開いた。 『From:美紀』 『本文: 前へ |次へ |
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