《MUMEI》

遅くにごめんね。


美紀です。


…って知ってるか。


あのね?


今日は聞いてもらいたい話があってメールしました。


長くなっちゃうと思うけど、


最後まで読んでね。


うん…。


じゃあ早速ですが話します。


小太郎とあたしが別れて、


1年以上経ったね。


それなのにあたしがまだ連絡を取ろうとするのは、


自分でも痛いかな?
って思います。


でも、


どうしても思い出してしまいます。


覚えてますか?


小太郎はあたし何かと違って、


昔からモテモテで、


女の子に慣れてたね。


あたしは小太郎と付き合うまで、


付き合うってことが何だかよくわからなくて、


いっぱい変な質問しちゃったと思う。


ごめんね。


小太郎が優しくしてくれたこと、


凄く嬉しかった。


今でも大切にしてます。


何だかいっぱい思い出が溢れてきちゃうよ。


あのね小太郎?


小太郎が、


別れようって言った時、


凄く悲しかった。


いっぱいいっぱい泣いたんだよ?


だって…


何で別れなくちゃいけないのかわかんなかったんだもん。


何も言ってくれなかったし、


あたしの話も聞いてくれなかったから。


でもね?


これだけは言える。


あたしはまだ、


小太郎のことが好き。

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