《MUMEI》

でも、


付き合ってくださいとは言えません。


ホントはまた付き合いたいと思ってる。


けど、


今日うちの大学で試合してるの見てわかったんだ。


あたしは、


小太郎と付き合えるような女の子じゃないな…


って。


上手く説明できないんだけど、


何だか…


いずれ小太郎はあたし何かじゃ手の届かないような遠い所に行っちゃうような、


そんな凄い人みたいに感じたの。


だから、


あたしは小太郎のことは諦める。


ただ、


あたしの気持ちだけは知って欲しくてメールしたの。


何か、


急にこんなメールしてごめんね。


疲れてるところに…


ホントごめん。


でも、


最後にもう1回だけ言わせてください。

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