《MUMEI》 ミスキャスト!!. ………まさか。 わたしは恐る恐る、視線を巡らせた。 そして、凍り付く。 ビルとビルの、その隙間。 薄暗い、路地裏に、 数人の人影があった。 ダボダボのデニムを腰履きした、柄の悪そうな少年3人が、 ケンカでもしたのか、ボロボロの姿になっており、 その傷だらけの3人に、取り囲まれるように、赤いネルシャツを腰に巻いた、 背の高い、きれいな顔立ちの…男が、いた。 その男は間違いなく−−−−−。 ………よっ!! ………義仲ぁっ!? . 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |