《MUMEI》 ◆「──‥分かったよ、じゃあそーゆー事にしといてやっから‥」 「ふぇ‥」 「‥だから、取りあえず付いて来い」 「──ハイっ!」 アンズ、いきなり元気になった‥。 単純なヤツだなオイ‥。 「あっ、カイ君! あれっ、扉ですよ扉♪」 「‥やっとか‥」 このタワー‥ちょっと前に閉鎖された展望台らしーんだけど‥。 何か開いてたし‥それに2人になるのに丁度良さそーな感じだから入って来ちまった。 ‥たぶん‥勝手に入ったらヤバいんだろーけど‥‥‥、ま、見回りさえ来なきゃ大丈夫だろ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |