《MUMEI》 丘へ「‥そやけど、あんまり陰気な顔せんときや?アンタはすぐそうなって悩み込むんやから」 「‥すまん」 するとアルミンが彼女の肩をつついた。 「ほらぁ、すぐそないな顔して〜」 「──ふふっ、楽しそう、だね」 「神楽‥お前もいたのか」 「うん、話し声が、聞こえたから。‥ねぇ、あの花、まだ、咲いてるかな」 「そうだな‥行ってみるか」 ルカ達は、揃って踵を返した。 「ちょっ‥何でウチを置いて行くねんっ」 「早く来いよ、ほんとに置いてかれっぞ?」 「むぅ〜」 アルミンは膨れっ面になりながらも、3人を追って飛び始めた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |