《MUMEI》 信用出来ないその言葉を受けて、狼は鼻で笑った。 〔信用出来るかよ、人間なんて〕 「何で、そう思うの?」 〔オレに聞くな。第一お前みたいな‥〕 再び狼は呻き出す。 「本当に、このまま君を放っておいていいの?」 〔いいからとっとと失せ‥!?〕 少女は包帯のような物を取り出すと、傷付いた脚に巻き始めた。 〔!ッ放しやがれコノヤロっ噛まれてーのか〕 「ジッとして。動かないでったら」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |